本体やレンズは合成樹脂のプラスチック製で、レンズとフィルムおよびそれを囲む外箱程度の、かつて学年誌の付録にあったような簡単なつくりのカメラ。そのために価格もきわめて安い。ライカ判(135判)のフィルムを使用するものが多いが、中にはブローニー判(120判)やインスタントフィルムを使うものもある。安い素材で簡素に作られるものなので、同じ型でも写りが異なるなど品質にバラツキが多く、現像してみると被写体が歪んでいたり、色が違っていたりすることも少なくない。このトイカメラ人気に乗って、トイカメラ用のフィルム「トイフィルム」も登場。「世界で一番小さなフィルムブランド」といわれる「PARADE100」とよばれるトイフィルムがそれだ。通常のフィルムで重要視される自然な発色とは無縁で、扱いも簡単ではない。「ユニークで予想がつかない色が出る」のが魅力らしい。



